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day++(インクリメント・デイ)#3 レポート

2017.08.04

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kotaking
kotakingエンジニア

7/26(水)に、第3回CAリワードハッカソン、「day++」(インクリメント・デイ)が開催されましたので、詳細をレポートしていきたいと思います!

day++ 開催概要

day++(インクリメント・デイ)とは、エンジニア自らが「プロダクト」と「技術」に向き合い、「課題発見」から技術的な「挑戦」と「改善」を実施し、アウトプットまでを行う1day開発合宿です。

今回で3回目を迎えたday++。1回目のテーマは「Kaizen(改善)、2回目のテーマは「Tanshuku(短縮)」、そして、第3回目のテーマは「Tsuikyu(追求)」

各自で自由に取り組む技術テーマを決め、徹底的に追求し、アウトプットまでを行います。 得意な言語をさらに深堀りして追求してもよし、AI/機械学習など未知の領域に踏み込んで技術の幅を追求してもよし、GCPのサービスを追求してもよし、広告配信ロジックやアドフラウド検知技術を追求してもよし。

自身が納得いくまで極限を追求し、限界突破していくことで、未知の領域へ自ら突き進むことの出来る、プロフェッショナル・エンジニアとしての成長に繋げていきます。

タイムスケジュール

時間 進行
10:15〜10:30 開会式
10:30〜19:00 開発合宿
19:00〜20:00 発表・プレゼン

開会式

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技術責任者 辻の開会の挨拶でday++スタート!

day++の様子

今回は、神保町にあるレンタルスペースを借りての開催です。 集中して開発に取り組めるよう、日常のオフィスを離れることで周囲からの音を遮断し、極限まで追求できる環境を整えました。

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05.JPG 分かりやすいUIとは何か、使いやすいUXとは何かを追求するのは、フロントリードエンジニアの後藤。

06.JPG Web表示速度の向上を追求するのはサーバサイドエンジニアの安田。

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普段、SDK周りの開発を行っている市村。SDK周りの追求はどんなアウトプットがあるのか楽しみです。

08.JPG UI/UX全体のデザイン設計からインタラクションを含めた実装までを行うテクニカルクリエイターの佐藤。

09.jpg GVA(Grateful Video Ad)チームのサーバサイドエンジニアの岡崎(左)と、Amebaチームのサーバサイドエンジニアの田中(右)

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CAリワードのKANNON(運用)チームのリーダー小田島(左)と、GVAチームのリーダー兼、技術責任者の辻(右)。 高い技術力を持つ2人が極限まで追求しています。

Coffee Break

今回もケータリングのサンドウィッチが配られました。周りの進捗を確認しながらサンドウィッチ片手にひとときの休息。

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発表・プレゼン

丸1日、集中開発をやりきり、みな充実した表情でした。 極限まで追求し切ったエンジニアの中から、何名かプレゼン内容を紹介したいと思います。


14.JPG 先日、アメリカはカリフォルニア州にあるサンノゼで行われたカンファレンス「Velocity」に参加してきたGVAチームの岡崎。カンファレンスで見聞したistio(※1)について、自身で考察・追求し、CAリワードで稼動しているサービスとのマッチングを行いました。実際に開発環境でテスト導入し、今後のサービスでどのように生かされるのか、未知なる可能性の第一歩を踏み出す道を切り開きました。

※1 istio

Google, IBM, Lyftがマイクロサービスを管理、セキュア化、監視するオープンソースなフレームワーク


15.JPG Three.jsを使用し、3Dアプローチによる未来型広告配信デザインを追求したのはテクニカルクリエイターの佐藤。Webでの3D表現といえばWebGLが有名ですが、今回は、このWebGLを手軽に使えるようになるライブラリThree.jsを使用して、従来にはない新たなクリエイティブの表現を追求しました。デザインだけでは表現しきれないインタラクティブな動きをプラスし、未来の広告配信デザインを追求しました。


16.JPG 岡崎とともにVelocityに参加したBOSATSU(不正対策)チームのリードエンジニア山塚。CAリワードのプロダクトでもマイクロサービスを採用しているのですが、今回はサービスメッシュとして話題の Istio を追求しました。先述のVelocity の講演でも紹介されており、Istio の注目度の高さが伺えます。


17.JPG CAリワードにGoを導入した第一人者で、技術責任者の辻。今回は「Golang interface returns interface」というテーマで、GoのInterfaceについて追求しました。

18.JPG 「JavaScrptは地雷原である」。そう言い切ったのはフロントエンジニアの渡邊。JavaScriptの場合、型チェックはRuntime時に行われるため、意図しない型に認識される危険性がある。Reactにはprop-typesというpropsの型検査があるが、こちらもRuntime検査となるため、今回は安全性の追求ということで、Flowによる型の安全性を追求しました。今回の追求により、実行時エラーを大幅に削減することに成功し、「JavaScriptは地雷原である」という問題点を型アノテーションを追求することで解決に導きました。


19.JPG FingerPrintによる不正検知の可能性を追求したのはBOSATSUチームの野田。Webで使用可能なFingerPrintの要素は「UserAgent」「利用可能フォント」「Cookieの利用可否」といったソフトウェアに依るものから、「画面解像度」「色深度」「HD空き容量」「画面傾き」などのハードウェアに依るもの、さらには「Global IP」「Referer」「Connection状態」などのネットワーク属性に分類されるものがありますが、これらの情報を駆使し、改めてFingerPrint x 不正検知 の可能性を追求しました。弊社の不正検知サービス(BOSATSU)の精度向上のため、新しい技術への挑戦と、既存技術の組み合わせによるベストプラクティスの探求に余念がありません。

まとめ

第3回 day++、「Tsuikyu(追求)」いかがでしたでしょうか?

エンジニア個々人が選定した技術テーマに集中し、1日をかけて調査・検証・実装を行いました。

日々、業務で使っている技術だとしても、本当に理解できているか・使いこなせているか、を見極める良い機会だったのではないでしょうか。自分の言葉で他人に説明・アウトプットできてこそ、本当の意味で理解できている状態だと思います。

ただ、今日1日を終えて、個々人の充実感は高かったものの、1日じゃ時間が足りない、もっと時間をかけて深く追求したいという声が多数聞かれました。 次回開催時にはそのような反省点を改善し、エンジニアが技術力を向上させる機会として、「day++」をもっとブラッシュアップしていきたいと思います。

第4回 day++は10月頃開催予定ですのでお楽しみに!

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